現在売られている着物の多くは、科学的要素を含む製作工程を経て作られたものですが、千代田では江戸時代に使われていた手法をそのまま受け継いでいます。その中で一番特徴となるのが、色を注す前に絵柄の輪郭線に使われる「糸目糊」です。
江戸時代に糸目糊を使った技法が考案されるまでは、着物の模様と言えば「絞り」と「刺繍」を使っていました。この糊の出現により、細かい模様を描き、多彩な色を使うことができるようになったわけで、着物の歴史の中では画期的な技法でありました。
絵柄の量にもよりますが、着物一枚仕上げるのに3ヶ月から半年の時間を費やします。その製作工程をご紹介しておりますので、「その一」から「その四」まで、順を追ってご覧下さい。
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